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第22話 自信だけでは成長しない?

  • 執筆者の写真: discovery2013320
    discovery2013320
  • 2021年5月20日
  • 読了時間: 3分


2021.5.20



最近、ありがたい事に相談を頂くことが増えてきました

直接相談されることもありますが

ご紹介して頂くこともあります




紹介してくださる人や紹介先の人に


「個人でコンサルタントって凄いですね。

私にはそんな自信もスキルもないです」


こんなことをお話されることが少なからずあります




確かにコンサルタント業務をしているので

自信がないか?

と問われるとそれなりに自信はあると思います




こんな事を言うと自信過剰なのか?

と思われそうですね(笑)




しかし考えてほしいのですが

自分や自社が困っているときに

自信のないコンサルタントに相談したいと思いますか?




理想の状態(ビジョン)になるように自信を持って

サポートしてくれる人に私なら依頼したいと考えます




しかし

自信だけでもダメなんだと言う事です


「私のいう事は間違いない」

「私のスキルで無理なら誰がしても無理」


このような自信は

成長に繋がらない自信だと思うのです




私は10年間障がいのある方の支援をしてきて

事業所の立ち上げもしました

部下は30名ほど居る立場で仕事をしてきて

企業のサポートも1000人以上の規模から

1名の規模の所まで様々な企業のサポート経験もあり

discoveryというコミュニティの代表をして

それなりに人脈もあります




となると先ほども述べましたが

それなりに経験もしているので

自信もある程度あります




そんな中、今の自分のスキルでは

これ以上無理だと限界を感じた場面がありました




それは障がい者雇用をしている

企業でのサポートでのことです




知的障がいのある方ですが

作業ペースについての課題があり

企業の担当者と当事者とも

面談等を半年してきました




正直なところ

私が持っている引き出しを

出して全力でサポートをしてたつもりです




しかし

特に変化も見られなかったのです




その時に私はこともあろうことに

会社の社長や担当者の方々に


「これでAさんが変わらなければお手上げです」


と言ったのです

(アホな奴ですね)




しかし

それを伝えてすぐに気が付いたのです




私は普段会社の人などに


人は変えられないから

変わってほしいと思うなら自分が変わることです


と偉そうに言っていたことを思い出しました




そこで振り返って見えると

私はAさんに変わってもらうことばかりの

アプローチをしていたことに気が付きました




人は変えられない




なんて言ってるくせに

自分は変えようとして当の自分は変わっていなかったんです

その時自分がめちゃくちゃ恥ずかしくなりました




それに気づいてすぐに

社長や担当者の方々に

自分が変わっていない事も素直にお伝えして

自分が変わるように一からやり直すことを

お話をさせてもらいました




すると

そこから担当者の方も今までと違うアプローチを

するようになったんです

担当者や周りの社員さんも変わったんです




するとAさんも今までしていなかった

作業のタイムを計ることをしていました

タイムを計ることで今の所は早くなっていないのですが

Aさんが変わったのは事実です




私は


「変わってほしいなら、まずは自分が変わってください」


と言う時に私のようなコンサルタントの立場の人も

変わらないといけないことに改めて気が付きました




話を戻しますが

自信はあります

不安もあるのも正直です




でも不安があるからこそ

自分の言動や行為を振り返ることが

出来ると思うのです




自信だけでは成長することに繋がらないと

実感しました




サポートする側が成長しないと

サポートされる側にも限界がきてしまいますよね




自信を持ちつつ

常に自分自身を振り返ることができる

コンサルタントでありたいと思います





最後まで読んでいただきありがとうございます。


“障がい者雇用をきっかけに誰もが働きやすい社会を創る”

Neu

中 知也

naka@neu-osaka.com




 
 
 

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